2019年06月20日
1時限 シンビの水やり
梅雨時期になるとシンビの山上げ(引っ越し)が始まります。
1ヶ月くらいかかるので体力勝負です!
昨日、夢農人とよたの定例会後に事務局の方から
「倉橋くんは嫌だろうけど、自分が写ってる写真を使った方がいいよ」
そう。
僕は自撮りとか写真撮られるのがあまり好きでは無い。
今朝、父撮影(笑)
1枚とお願いしたらバーストされました(笑)
ということで今日は水やりについて少し!
倉橋園芸では年間9000鉢の出荷をしています。
シンビは3年かけて開花させるのが一般的な栽培です。
毎年出荷するためには毎年苗を買わないといけません。
今の内訳で言うと
令和1年開花9000鉢
令和2年開花9000
令和3年開花9000
なので、
9000鉢×3年分=27000鉢
を毎日管理しています。
その中でも生育初期の令和3年開花の分の水かけについてです。
基本は頭上潅水といって頭上に設置したパイプに潅水ノズルがついたものがあって、霧状になった水が10〜15分かかるというのが当園でも90%。
残り10%は何かというと、写真の通りの手潅水です。
毎朝この水やりから1日が始まります。
農業の世界では、「苗半作」と言われるほど生育初期段階が大事です。
頭上潅水だと水かけにムラが生まれます。
それでは生育にもムラが出るので、生育初期だけはしっかり水をやります。
いつもこの水かけの間に、あれしようこれしようとか、昨日あの人があんなこと言ってたな〜、それをやろうとか考えたりしています。
結構大事な時間。
今日は以上で!
¡Hasta mañana!
Posted by くらはし at 08:28│Comments(0)
│シンビジウム